2015年9月2日水曜日

シマトネリコの育て方

シマトネリコの育て方(鉢植えの場合)


1.植え替る鉢の大きさは、購入した苗が入ってた鉢よりも、2サイズ程上のサイズの鉢を選びます。


2.剪定の時期は、一般的に11月~3月頃が適期とされていますが、樹形を乱す枝は、いつでも剪定して問題無いです。


3.肥料は、3月~8月頃まで、液肥なら月に2回、化成肥料なら2ヶ月に1回与えると良いです。

※9月以降に肥料を与えると、冷え込み始めてからも新芽が伸びるので、寒さに弱いシマトネリコは、新芽が寒焼けして見た目が悪くなります。

4.水やりは、夏場は毎日(葉がしなびて来たら日に2回)、寒くなるにつれて、2~3日に1回、4~5日に1回と減らします。

※目安は、土の表面がひどく乾燥したら与える感じです。

5.葉の表面が汚れたら、光合成が阻害されるので、シャワーなどで汚れを流して下さい。


シマトネリコの育て方(地植えの場合)


1.洋風なお庭や、飲食店等のシンボルツリーとして、絶大な人気を誇る『シマトネリコ』なので、建物のすぐ側に植えてあるのをよく目にしますが、シマトネリコは、10mにもなる常緑高木なので、ある程度は剪定調整可能ですが、本来ですと、建物から5m程度は離して植えられた方が良いです。


2.地植えの場合は、植えた後にたっぷりと水を与えて、根元がグラつか無い様に、しっかりと支柱をしてあげれば、水の管理は不要です。


3.自然樹形が美しいので、あまり剪定はしませんが、建物の近くに植えてしまった場合等は、毎年、強剪定して、大きさを制限してあげましょう。


鉢植え・地植え、共通の管理


1.寒波には弱いので、冬場の冷え込みが厳しいと、九州でも枯れた様になって落葉します。

→枯れた部分を剪定で取り除いてあげれば、また沢山芽吹いて来て復活します。

2.比較的、病害虫には強い樹木ですが、毛虫類による葉の食害、コガネムシやカミキリムシの幼虫や成虫、カブトムシによる食害も見られます。

→日陰や混みあった枝が多い場合は、特に害虫被害が出やすいので、適度な剪定をしてあげることも大切です。

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