2016年1月15日金曜日

桜や桃、バラ等の仲間が罹患し易い病気『根頭癌腫病』

最近、サクランボの苗を仕入れようと思って根元を確認すると、『根頭癌腫病』通称”ガンシュ”に罹患している苗を沢山目にします。

そんな苗は間違っても買えない(知らない業者は買ってますが...)ので、今日はフルイの苗(土が付いていない苗)を仕入れてみました。

接木1年生苗を抜きっぱなしで袋に詰め込んであるので、外からは確認出来ませんが出荷者は確認出来るので、まさか病気の苗は入れて無いだろう?と言う思いで仕入れましたが、出荷者と購入者が顔を合わせない『競り』での仕入れだと、適当な物を出荷してる生産者もたまに居ます。

半数が『根頭癌腫病』に罹患してました(T_T)

 

根元にコブがある苗は、『根頭癌腫病』で、桜属・バラ等に多く発生しますので、購入する際には根元は最低でも確認しましょう。

コブは、手で強く押す程度で取れる事もありますが、菌が居る以上は他の所にも転移してる事が多いです。

一番右の写真が、ポロって取れたけど、根っこの奥に大きなコブが付いてる写真です。

かなり成功率は低いでしょうが、木酢液等を使って治療をする方法もある様です。
治療に掛かる費用対効果を考えると、罹患してる苗は全て速攻で焼却処分する方が良いので、この後すぐに全数焼却処分しました。

バラ苗に関しては、『根頭癌腫病』の撲滅に取り組んでいる素晴らしい方が、詳しい記事を投稿されていますので、ピーキャット様も参考にされて下さい。

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