2019年9月2日月曜日

パン食の人は、特に注意!国内製造の落とし穴


最近、原材料表示を見ると、『国内製造』と書いてあるものが多く無いですか?
国内製造って国産でしょ?安全なんでしょ?と思う方も多いと思いますが、原材料は輸入の場合が非常に多いです。

何で輸入が危険なのか? 栽培時の使用量や、残留量を無視した、『ポストハーベスト』や『プレハーベスト』と言う、危険な農薬が使われているので、これから、その2点について、解説して行きます。

例えばパンに関しては、99%が輸入小麦が原料なので『国産小麦使用』と書いて無い限り、輸入された小麦で作られていると思って間違いないでしょう。

国産小麦を使っていれば、『国産小麦使用』と書いた方が、アピール出来るので、メーカー側もそうするでしょう。

『輸入品に使われてる農薬』ポストハーベストとプレハーベスト

1.ポストハーベスト農薬とは?

直訳すると、『収穫後』と言う意味で、輸入品の運搬には、殆どの場合は船便が使われます。
長い時間をかけて輸送される作物は、輸送中の害虫被害やカビを防ぐ為に、殺虫剤や防腐剤が、通常畑で散布される基準の100倍以上の濃度で使われています。

これらの農薬は浸透性があり、中まで浸透してる危険性が高く、洗って落とせるものでは無いです。

スーパーで輸入レモンを見ると、『防カビ剤OPP、イマザリル、TBZ、2,4-Dを使用しています』等の表示がされている物を見かけます。
・OPPは、1969年に使用が禁止されたにも関わらず、食品添加物として認められた、グレーな農薬で、ラットの試験では、83%が膀胱癌になった様な薬剤です。
・イマザリルは、急性毒性がある成分で、致死量は20g。また、イマザリルに含まれる不純物によって、肝臓がんや甲状腺腫瘍になる危険性があるそうです。
・2,4-Dは、ベトナム戦争で使われた枯葉剤と同様の成分で、催奇形性が問題視されている成分です。私と同世代の方は、日本でも話題になった『ベトちゃん・ドクちゃん』の原因を作った成分と言った方が分かりやすいかと。

輸入麦については、マラチオン等の残留が検出されてますが、マラチオンは精子数を減らすと指摘されており、カップ麺と同様に、不妊の元を作ってる事も懸念されます。

ポストハーベスト農薬が残留していると懸念される作物は? 小麦、大豆、米、トウモロコシ、ミカン以外の柑橘、バナナ、サクランボ、ジャガイモ、カボチャ、ナッツ類等

2.プレハーベスト農薬とは?

直訳すると『収穫前』と言う意味で、小麦を収穫する前に、ラウンドアップを散布して、収穫を早めたり、収量を高める事が出来ると言う事で、10年以上前から、普通に行われてる手法です。
ラウンドアップ(グリフォサート系除草剤)は、デンマーク・オランダ・スリランカ・コロンビア等では既に使用禁止で、その他の国でも、かなり制限を受けてますが、日本では、逆に残留基準が緩和されてます。
※ラウンドアップは特許期限が切れて、中国や日本でも『グリフォサート』と言う成分で沢山の除草剤が販売されていますが、アメリカを中心に、癌になったと裁判が起きて、製造元のモンサント社が、軒並み敗訴してます。 https://www.afpbb.com/articles/-/3224842
※グリフォサートは、発ガン性だけでなく、認知能力や生殖機能、腸内細菌への影響なども指摘されています。

日本のグリフォサートの残留基準の緩和の一例ですが、上り幅ががハンパ無い(2017年末の緩和)
小麦5ppm→30ppm
大麦20ppm→30ppm
ライ麦0.2ppm→30ppm
トウモロコシ1ppm→5ppm
ソバ0.2ppm→30ppm
その他の穀物20ppm→30ppm
※玄米は0.1ppmで据え置きとなっており、アメリカに媚を売って国民を犠牲にし、自分たちだけ安全に。と言う魂胆が丸見えである。

日本でも、小麦を原料にしたスナック菓子から、グリフォサートの残留が検出されています。 (ケロッグ コーンフレークやナビスコのリッツやオレオ等)
プレハーベストに関しては、国産大豆も注意が必要で、ラウンドアップの日本の販売権を持ってる『日産化学』が、大豆の収穫前に、ラウンドアップを散布する事を推奨しています。
https://www.roundupjp.com/products/maxload/agriculture/daizusyu/

自宅でグリフォサートの残留を調べるキットも、THE DETOX PROJECTで販売されてますので、気になる方は購入してみても良いかと思います。 https://detoxproject.org/testing/glyphosate-test-home-food/

安くて近くて便利だから?と言う行為が、大切な家族を犠牲にしてるかもしれませんよね?

その事に気付いてから、私はグリンコープを利用する事が多くなりました。

グリーンコープは、オーガニックや低農薬・地産地消で、No!GMO(遺伝子組み換えを使わない)が基本なので、健康オタクな私は、スーパーで買い物をすると、原材料表示等から、99%買える物が無く彷徨ってたのに、グリーンコープだと、表示を気にせずに、何でも買えるので、めっちゃ良いです。
https://www.greencoop.or.jp/

最後まで読んで頂いて、ありがとうございます。

農薬・食品添加物・遺伝子組み換え等については賛否両論あって、オーガニック後進国の日本では、『そんな事気にしてたら何も食べれないじゃないか!』と言うご意見ももっともですし、生活態度を改めて、しばらくオーガニック食品だけで生活する事によって、体内の残留農薬が減って行くと言う試験データもありますので、どこかのタイミングで切り替えるでも良いと思います。

一方で、乳がん女性の8割がパン食と言う事実があったり、気を付ければ避けれたんじゃ?と思う事も少なくありません。 みんながみんな、国産小麦を求めれば、当然足りないわけで、気になるって言う少数の方の参考になれば幸いです。

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