2021年3月16日火曜日
2021年3月12日金曜日
ハイブッシュ系のブルーベリーを、地植えでも枯らさない方法
はじめに
ハイブッシュ系のブルーベリーは、鉢植えだと育つのですが、地植えすると枯れてしまうと言う経験は無いでしょうか?
私も何度も枯らせてしまいましたが、枯れてしまうのには理由があります。
一般的に言われるのは、土壌Phが、ハイブッシュ系は狭い範囲でしか育たない。
果たして本当に、原因はそれだけでしょうか?
主張
私は、九州では栽培が難しいと言われる「ノーザンハイブッシュ系」のブルーベリーも、鉢植えで普通に栽培していますが、土壌Phに関しては、ラビットアイ系なら育つであろう程度の用土で育ててます。
一般的に言われてる事
ブルーベリー栽培に推奨されている土壌Phは、ラビットアイ系で4.3~5.5、ハイブッシュ系で4.3~4.8と言われてます。
ですが私は、コメリさんで市販されているブルーベリー専用培養土(Ph5.5±0.5)を使用して、ノーザンハイブッシュ系のブルーベリーを鉢植えしてますが、何年も枯れずに育ってます。
Ph5.5±0.5と言う事は、5.0~6.0と、ハイブッシュ系には不向きであると思われます。
Ph5.5±0.5で育てた結果
確かに、落葉期の枝を見ても枯れた部分が多いし、とても弱ってる印象を受けてましたが、地植えの場合は1~2年程で枯れてた事を考えると、土壌Phが不十分でも、水捌けが良ければ育つと感じます。
詳しい事は、動画で解説してますので、ご覧になっていない方は、動画の方も参考にしてみて下さい。2021年3/10撮影の動画です。
今回の動画で使用した土は、鹿沼土3:パーライト1:ピートモス2
各用土のPhを調べたところ、鹿沼土4.0~5.0、パーライト7.5~8.5、ピートモス3.6~4.4
なので、割合を考慮して算出すると、4.95~5.38となり、これに畑の土(Ph6.0付近)が混ざると、ハイブッシュ系にはPhが高めになるかな?と感じてます。
※視聴者様から、パーライトがアルカリ寄りだとご指摘を頂いて調べると、パーライトは中性の資材でしたので、その後「硫黄粉」を撒いてみました。
硫黄粉を適当に撒いたところ、Phが下がりすぎて苗が傷んでしまいました。
なので調べたところ、硫黄粉は1㎡辺り60gでPhが1下がる様ですので、それくらいを目安に使うと良いでしょう。
硫黄粉を適当に撒いたところ、Phが下がりすぎて苗が傷んでしまいました。
なので調べたところ、硫黄粉は1㎡辺り60gでPhが1下がる様ですので、それくらいを目安に使うと良いでしょう。
※Phが下がるまで、1~3ヶ月ほど掛かりますので、長い目で確認する事が必要です。
その後
その後、1回目の高植えでもかなり苗が傷んだので、「ルートプラスポット」の枠を使った高植えをしたところ、かなり調子が良いので、そちらも参考にして頂けると幸いです。2022年11/14撮影の動画です。
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