最近は、優良な苗はかなり接木の苗が多いですよね?
接木の苗は、台木の成長にも気を付けないといけません。
当たり前だろ!常識。って言う方も多いと思いますが、あまり知識の無い植物好きの方向けの投稿です。
果樹苗やモミジ、ライラックなど、接木が当たり前の苗も多いですが、接木された苗は台木から伸びて来る芽の処理に気を付ける必要があります。これは、園芸種の青枝垂れモミジの台木(接木した部分より下から生えた枝)が伸びたものですが、台木(山モミジ)の方が生命力が強いので、このまま伸ばしたら、せっかく接木した青枝垂れモミジは多分枯れてしまいます。
なので、台木から伸びた枝は剪定します。
ライラックは、イボタの台木に接ぎますが、接木下からだけでは無く、シュートとしても台木が伸びて来ます。
放置していたら、台木のイボタが勝って、ライラックは無くなってしまうでしょう。
なので、台木が伸びたら切り取る必要があります。
ハナミズキの白に赤を接木する等の場合は、同系統なので台木を伸ばしても比較的共存出来て、赤白を1本で楽しめる魅力的な樹木に仕上がるケースもありますが、普通は台木から伸びた枝は、発見次第剪定する様にした方が無難です。
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